ウェットスーツのふくらはぎが擦れて破れそう|部分生地交換修理の工程を職人が解説
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ウェットスーツのふくらはぎ(すね裏)部分が擦れて、生地が薄くなっていませんか?
ふくらはぎやすね裏は、ウェットスーツを着脱するときに引っ張られやすく、長く使用することで擦れや生地の劣化が起こりやすい部分です。
今回のご依頼は、長期間の使用によって傷んだ、ふくらはぎ部分の生地交換修理です。
傷んだ古い生地を取り外し、新しいウェットスーツ生地から同じ形のパーツを作り、部分的に交換しました。
今回のウェットスーツの状態
今回のウェットスーツは、ふくらはぎ部分の生地が擦れて傷んでいました。
まだ完全には破れていなくても、生地が薄くなった状態で使い続けると、着脱時に破れたり、傷みが周囲へ広がったりする可能性があります。
状態を確認した結果、今回は傷んでいる部分の生地だけを新しいパーツに交換することになりました。
最初に傷んでいる範囲を確認します
修理で重要なのが、最初の状態確認です。
表面上は一部分だけが擦れているように見えても、その周囲まで生地が弱くなっていることがあります。
傷んでいる範囲より小さく交換してしまうと、残した古い生地が再び傷む可能性があります。
反対に、必要以上に広い範囲を交換すればよいわけでもありません。
生地の柔らかさや劣化状態を確認しながら、交換する範囲を丁寧に見極めます。
最初の判断が、修理後の仕上がりを左右します。
傷んだ古い生地から型を取ります
交換する範囲が決まったら、傷んだ古い生地を丁寧に取り外します。
取り外した生地は、新しいパーツを作るための型として使用します。
古い生地の形や大きさを確認しながら、新しいウェットスーツ生地から、ふくらはぎ部分の交換パーツを切り出します。
元の生地から型を取ることで、ウェットスーツ本体に合った形のパーツを作りやすくなります。
新しい生地をはめ込んで圧着します
新しく切り出したパーツをウェットスーツ本体に合わせ、位置や形を確認します。
接着面にボンドを塗り、位置がずれないように新しい生地を少しずつはめ込んで圧着します。
生地を強く引っ張りすぎたり、位置がずれたりすると、修理部分にゆがみや段差が出る原因になります。
元の形を崩さないように、位置を丁寧に合わせながら接着していきます。
周囲をなじませて仕上げます
新しい生地を圧着した後は、交換した部分の周囲を丁寧に押さえます。
段差やゆがみが出ないように生地をなじませ、接着状態や全体の形を確認したら修理完了です。
傷んでいたふくらはぎ部分が、新しい生地に交換されました。
ふくらはぎの傷みは早めにご相談ください
ふくらはぎやすね裏は、着脱のたびに力がかかりやすい部分です。
小さな擦れでも、使い続けることで生地が薄くなり、破れにつながることがあります。
ウェットスーツの状態によっては、今回のような部分生地交換で修理できる場合があります。
ただし、傷みの範囲や生地の劣化状態によって、必要な修理方法は異なります。
市販の接着剤などを使ってご自身で直す前に、まずは傷んでいる部分の写真をお送りください。
写真を確認して、修理方法とお見積もりをご案内します。
📷 写真で状態を確認できます
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