ウェットスーツを長持ちさせる洗い方・干し方|職人が本音で教えるNG習慣

ウェットスーツを長持ちさせる洗い方・干し方|職人が本音で教えるNG習慣

同じウェットスーツでも、1〜2年でボロボロになる人と、5年近くいい状態を保つ人がいます。
その差を生んでいるのは、実は「海から上がったあとの扱い方」です。
ここでは、ウェットスーツ修理工場の目線から、長持ちさせる洗い方・干し方をまとめました。


1. 海から上がった直後にやってほしいこと

① できればその日のうちに真水ですすぐ

海水やプールの塩素が残ったままだと、生地の硬化・臭い・カビの原因になります。
理想は、海から帰ってきたらその日のうちに真水で全体をすすぐことです。

  • バケツに真水を張って、ウェットを軽く押し洗いする
  • 特に首・手首・足首・ファスナー周りは念入りに

② 洗剤は「ウェット専用」か「中性洗剤を少量」

基本的には真水だけでも十分ですが、
臭いが気になる場合は、ウェット専用シャンプーや中性洗剤をごく少量使うのはOKです。

ただし、

  • 漂白剤入り
  • 柔軟剤入り
  • 強アルカリ性の洗剤

などは生地を傷める原因になるため、避けたほうが無難です。


2. 干し方で寿命が大きく変わります

① 直射日光より「風通しのよい日陰」

ラバーやジャージは紫外線に弱い素材です。
真夏の直射日光に何時間もさらすと、劣化が一気に進んでしまいます。

おすすめは、

  • 風通しのよい日陰
  • 室内なら、窓を開けて風が通る場所

裏返した状態で干し、ある程度乾いたら表に戻す、という二段階干しです。

② ハンガーの選び方も超重要

肩の部分が細いハンガーに長時間かけると、
その部分だけ伸びてしまったり、変な形のクセがつくことがあります。

おすすめは、

  • 幅広タイプのウェットスーツ用ハンガー
  • ない場合は、タオルを巻いて太くしたハンガー

など、「肩に負担が集中しない形」のものを使うことです。


3. やってしまいがちなNG習慣

  • 車の中に丸めたまま数日放置する
  • 濡れたままビニール袋に入れて片付ける
  • 生乾きのままクローゼットや物置にしまう
  • 真夏の直射日光の下で何時間も干しっぱなし

これらはどれも、カビ・悪臭・生地の硬化・ひび割れの原因となります。
修理工場に届くウェットの中でも、「これは保管環境でもったいなく傷んだな…」というケースは少なくありません。


4. シーズンオフ前にやっておきたいメンテナンス

シーズンの終わりには、少しだけ丁寧なメンテナンスをしてから片付けると、次のシーズンがぐっと楽になります。

  • 真水+専用シャンプーでしっかり洗う
  • 完全に乾かしてから収納する
  • シワが少ない状態で軽く折りたたむ or 太めのハンガーにかける

そのうえで、「気になるダメージがあれば、オフシーズン中に修理に出す」のがおすすめです。
シーズンイン直前は工場も混みやすいため、オフの間に整備しておくと安心です。


5. 「これ大丈夫かな?」と思ったら写真を送ってください

保管方法や干し方で不安なことがあれば、
実際のウェットの状態を写真で送っていただければ、職人の目線でアドバイスすることも可能です。

  • このひび割れはもう寿命なのか
  • このカビ・汚れは修理前にどうしたほうがいいか
  • この状態で次の冬も使えるのか

工場としても、「壊れてから」だけでなく「壊れにくく使う」お手伝いができれば嬉しいです。


ウェットスーツ職人に直接相談したい方へ

「もしかして扱い方が良くなかったかも」「このウェット、まだ使えますか?」という不安がある方は、
写真をお送りいただければ、現状と今後のメンテナンスについて正直にお伝えします。

  • 今の状態で修理すべきかどうか
  • これから気をつけたほうがいいポイント
  • 次のシーズンまでにやっておきたいこと

まずは、今お使いのウェットの「全体写真」+「気になる部分のアップ」を撮ってお送りください。

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